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プロフィール

kogiku -こぎく-

名前 小菊 あだ名は「こぎくちゃん」です!

出身地 兵庫県西宮市

血液型 A型

年齢 80年代生まれ

家族構成 1つ年下の夫と2歳の娘の3人家族

職務経験 バトントワリング・キッズダンス・ヨガのインストラクター、商社営業事務。

趣味 ごはん屋さん巡り、お酒(ワインと日本酒)をたしなむ、旅行、読書、料理、
    同じドラマや映画を何度も繰り返し鑑賞する。
好きなドラマは「きのう何食べた?」「パンとスープとネコ日和」「孤独のグルメ」グルメ系ドラマをリピートするのが好きです♪なんならセリフも覚えています。

得意なこと 物事の効率化、ベルトコンベアのある工場のアルバイト、子供と遊ぶ。
夫からは日々“効率の鬼” と呼ばれています。昔フジッコでバイトしたことがあります。

苦手なこと 説明書や地図を読む、車庫入れ、夜更かし、水泳、虫、他にもたくさん・・・。

kogikuってどんな人?

自信のなかった幼少期からバトンの選手に

小さい頃は内気で、運動が苦手で、とにかく自分に自信がない子供でしたが、
8歳から習いはじめたバトントワリングをきっかけに、
“自分の好きなこと” だけは積極的に行動できるようになりました。

バトンを始めたころ。見るからに自信なさげ。

バトンってめっちゃ難しくて、めっちゃ機敏に動かないとできないイメージがありますよね。
でも、バトンは運動音痴な私にこそ向いているスポーツでした。
その理由は、頭でじっくり考えるから。
と言っても勉強も大してできなかった私…。
でもバトンを回す理論だけはスッと頭に入ってきました。
体を使わずに頭でじっくり考える時間が持てた、これがバトンを楽しいと思えるきっかけになりました。

そしてバトンがより楽しいと思えた最大のポイントは、
棒持ってるだけで10倍カッコよくなれる♪ってことです!

私はドンピシャ世代なんですが、「セーラームーン」ってみてましたか?
他のアニメでもそうなんですが、女性戦士が素手で戦っている姿ってあまり見ないですよね。
そうなんです!何かしら棒やアイテムを使って戦ってるんです!だから素敵なんですよね~!
セーラームーンが少年ジャンプ張りに素手で敵を倒していたら、ここまでヒットはしなかったと思います。

勝手な見解ですが、人を惹きつける動きは棒ありき!です。
不器用な私にとって、バトンはそんな変身願望も叶えてくれるアイテムでした。

数少ない、センター寄りに立てたときの写真です。

高校時代ではバトンの全国大会・団体の部で優勝し、個人的にも自身の学校でバトンを披露する機会がありました。
同級生から「すごいね!」と声をかけてもらい、ますます自分に自信がついたのを今でも鮮明に覚えています。

ヒップホップとの出会い!バトンを気軽に楽しめる世界を作りたい

20歳でバトンの選手生活を終え、大阪の商社に就職。
バトンは指導者として継続し、会社員と指導者、二足のわらじ生活に。

その頃デスクワークのストレスのせいか、なぜかヤンチャな気分になり、習い始めたのがヒップホップ(笑)。
バトンとはかけ離れたジャンルですが、意外にも自分にヒット!
今までの“運動に対する概念”が覆されました。

最年長!がんばってピースを逆にしてみたり。。



ヒップホップは服装も自由、どこで踊ってもいい、路上で発表してもいい、自由に踊ることこそが醍醐味。

そもそもダンスの世界って、“〇〇協会” などに所属していないチームがほとんどなんですよね。
誰の管理下でもなく、ルールもない。ただカッコいいを追求するだけ。

手具を使うスポーツはみんなそうかもしれませんが、バトンには組織やルール、基礎などがしっかりあります。
だからこそ高度な技術が身に付き、発展してきたのだと思います。
(日本のバトンはここ何十年も世界でトップを独走中です。)

でも「バトンもヒップホップのように誰でも手軽に楽しめる世界があってもいいんじゃないかなぁ~
そんなことを思うようになり、ストリート系のバトンの振り付けに挑戦。
結果生徒からは大好評で、私自身バトンがもっと好きになりました。
バトンの技術向上との両立に悩んだり、バトンのイメージを崩すことによる反対意見があったりもしましたが、
「この時の自由な発想は間違いじゃなかった!」
そう思える場面が、この後の人生においても多々ありました。

子供会バトンサークルの発表会のとき。4歳から大学生まで教えていました♪

一方会社生活はというと…
会社で自由な発想なんて皆無(笑)。
組織となるとなかなか難しいんですよね…。
その頃はまだ “残業する人=頑張ってる” みたいな風潮がありましたが、
バトンやダンスのためにも「残業しない!」と心に決め、ルールなんてどーでもいい、
とにかく早く帰れるよう、日々“効率化” を意識する毎日に。
現在の子育てとインストラクターを両立する術を身に着けたのも、この経験が生きています。

また、自分のやりたいことを理解してくれた上司や、バトンのことしか考えてない私に、
一から社会人としてのマナーを教えてくださった先輩には本当に感謝しています。
「好きなことのために、苦手なことも頑張る」
そのことを学べたのは、間違いなく会社員生活のおかげです。

退職!大好きな同僚たちに送別してもらいました♪



ヨガをすることでバトンのパフォーマンスUP

教えることが大好きだった私は、会社員を辞めてインストラクター1本の生活を夢見るのですが、
バトンって有名じゃないし、需要が少なく、「バトンだけじゃ生きていけない!」と思い・・・

当時から大人気だった習い事、ヨガをはじめました~!(笑)
そうなんです。かなり不純な動機です…。でもとにかく‟教える仕事” に就きたかったんです!
会社に行きながらインストラクターの資格を取り、退職後はホットヨガスタジオに勤務しました。

ホットヨガのため、常にノー眉毛でした。。

そんな軽いノリではじめたヨガですが・・・
バトンやダンスのパフォーマンスが向上したんです!

“スピン”というバトンを投げて回転してキャッチする技では、軸足が安定してブレなくなったり、
ヒップホップの激しく早い動きの中でもしっかりと呼吸ができるようになったり。
何より年齢を重ねて感じるようになった疲労感が、日々減少していくのを実感しました。

また、ヨガを勉強し、なんで私はそんなに教える仕事がしたいのか、分かったような気がします。
ヨガもバトンのように、身体の使い方など理論立てて考える必要があります。
不器用な私にとって理論は必須で、じっくり考える時間を持つことが大切なんです。
人にわかりやすく説明するのは、そんな私だからできることなのかなぁ~って。

ドイツでダンスチームを結成し、優勝しちゃいました

2017年、結婚を機に夫の仕事の都合でドイツへ移り住むことになりました。
ドイツでもヨガやダンス教室に通い、そこで出会った仲間たちとヒップホップチームを結成し、
町の小さな大会で優勝しちゃいました!

実は私、順位を決める大会と知らずに参加 (笑)

このチームは、ドイツ人ふたり、中国人ひとり、日本人の私ひとりの計4人で活動していました。
私以外はとても秀才で、大学でマスターを取るような人たち。
そして私以外みんな英語がペラペラ…。(英語でのコミュニケーションがマストでした)
はじめは自分だけ話についていけず大変でした。

ドイツなので当然ドイツ語ができないと不便だし、ドイツ語も習わないと…。
どーしよ?
ということで、最終的に “ドイツ人が通う英語クラスに行く” という荒業にでました(笑)。
そんなこんなで努力の甲斐もあり、なんとかメンバーともコミュニケーションが取れるように。
この時の私は、「学生時代から英語をもっとやっとけば…」という後悔ではなく、
「好きなことがあって本当によかった!」という感覚でした。
私より英語もドイツ語もペラペラな人でも、それを生かせる場がない人はたくさんいたんじゃないかな~と。

お誕生日会に招かれました!

メンバーはみんな面白い子たちでした。
ドイツ人はダンスを揃えることよりも曲の世界観や動きのグルーヴを重視し、
中国人は日本人と感覚が似ていて、練習で追い込む、しっかり揃える。
アジアとヨーロッパの違いが浮き彫りになりました。
一番興味深かったのが、その考え方の違いにお互い踏み込まないということ。
議論するのは「どうすればカッコよく魅せれるか」
国も違えばルールも違う。そのルールを議論しても仕方がない。
特にヨーロッパは地続きなので、“人それぞれ考え方が違う” のは当たり前なんでしょうね。

私がそれまで意識してきた “自由な発想”。
それをはるかに超える考え方に衝撃を受けました。
仲間とのダンスはとっても楽しくて、人種の違いを忘れさせてくれました。

辛い経験を経て・・・マインドフルネスで救われた

そんな海外生活でしたが、もちろん楽しいことばかりではありません。
むしろ辛いことがめちゃくちゃ多かった・・・。
中でも辛かったのが、子供がなかなかできなかったこと。
今でも思い出すと涙が出ますが、一度流産を経験し、コロナ禍で手術を受けました。
言葉がスムーズに通じず、冬は日照時間が少なくて病みがち。
そんな中でやっと授かった命がお空に帰ってしまった。
「ヨーロッパ中を旅してたくさん見てきたイエスキリストはなんだったのか、神様なんていない、世界はもう真っ暗だ・・・。」
そう思ってしまいました。

ドイツのマスクでかかった。。

ヨガでは、人と比べないことを大切にしていますが、そんなのこの世の中ではできない。
同世代の子はどんどん子供を産んでいき、私はそのたびに「おめでとう」メッセージを送り、出産祝いを買いに走る。
心も体もボロボロで、ヨガもダンスもやる気になれませんでした。

そんな頃、ロックダウンで外出もままならなかったので、自宅でたくさん本を読みました。
その中で出会った「マインドフルネス」の本に心惹かれました。
マインドフルネスの手法は、今この瞬間に意識を向け、ありのままの自分を淡々と客観視します。
これは自身の心を整理するための良いツールになり、辛い気持ちをそのまま受け入れ、
色んなことからとことん逃げました。

コロナ禍ということもありましたが、友達と会うのもやめました。
SNSを見るのもやめ、夫とお菓子作りをしたり、散歩をしたり、生活の一瞬一瞬をただ味わいました。
そうすることで気持ちが落ち着き、「私、このままでもいいんだなぁ~」って思えたんです。

近くにいる大切な人や、淡々とした生活、自分の好きなこと。
今すでにそこにあるものこそが、人生においてかけがえのないものなんだと気付きました。
心が少し楽になり、夜も眠れるようになりました。

多少、お酒の力もかりながら。。



それを踏まえた上でもう一度ヨガと向き合い、オンラインでRYT200という資格も取得。
以前よりもヨガとの関わり方がわかったような気がします。

帰国後、ヨガスタジオをオープン!

2021年に帰国後、本当に幸せなことに娘を妊娠し、翌年出産することができました。
幸せを噛みしめながらも、今でもあの辛かった経験を思い出しては、
「妊活に関わらず、子育てや仕事、日々の生活で辛い思いをしている人の力になりたい。」
「楽しく身体を動かすことで少しでも心を楽にしたい。」
そう思うようになりました。

娘が6か月になった頃、
「あれ?なんか私結構動けんじゃね?」と思い、
自宅でヨガスタジオをオープン!

私にとってバトンやダンスは、楽しくて仕方がない、大好きなもの。
ヨガはそんな大好きなものを整理し、パフォーマンスをあげてくれるもの。

そんな風に感じるようになりました。

でもあれ?
“楽しくて仕方がない、大好きなもの” って・・・
バトンって言っちゃってるやん(笑)。

そうなんです、気づいちゃいました…。
ヨガやマインドフルネスで心を整理すること、
それって私がバトンでずっとやってきたことなんじゃないかな~って。

バトンの技ができるように集中する。
これは本気で今この瞬間に目を向けないとできないこと。

バトンを回しているとき、他のことすべて忘れられる。
バトンは理論。だから自身の手を、腕を、客観的にみる必要がある。

バトンを持つことはヨガやマインドフルネスにつながってる!
しかももっと何も考えず、手っ取り早く、無の境地に達する!

わたしはやっぱりバトンが好き!

娘もバトンが好きみたい!

結局古巣に戻るような、なんだか気恥ずかしい気持ちもありますが…、
一度バトンから離れたことで、バトンの良さを再認識できました。
ブランクはありますが、私のようなバックグラウンドがある
バトンインストラクターは他にいないんじゃないかな~。

私のスタジオでは、大会やコンテストを目指すことはしません。
(目指したい方にはバトンスクールをお勧めします!)
ただ楽しい、カッコよく踊りたい、それだけで、
いや、それこそが、日々生きていく中で重要なことなんだと私は思います。

なりたい自分になれるように手助けしてくれる。
そんなパワーを、バトンは持っています。

スタジオ名の「Matka -マトカ-」とは、私の大好きな国、フィンランドの言葉で「旅」を表します。
私のスタジオでは、一緒に目的地に向かいながらも、その道中を思う存分楽しんでいきます。

人によって目的は様々。姿勢をよくしたい、ダイエットしたい、心を軽くしたい…。
くじけそうなとき、諦めそうになるときも、
とにかくプロセスを楽しむことができれば、きっとその目的地に辿り着きます!

運動を楽しく続けたい方、自分に自信を持ちたい方ぜひお越しくださいませ。
あなたにぴったりの旅先を見つけ、一緒に楽しんで前進しましょう♪

フィンランド・ヘルシンキのムーミンカフェにて★



【経歴・資格】
バトントワリング講師:子供会サークル、中学校、ダンススクールなど、13年勤務
バトントワリング全国大会団体の部・グランプリ内閣総理大臣杯2年連続受賞
キッズダンスインストラクター:ダンススクールにて2年勤務
ヨガインストラクター:ホットヨガスタジオ2年半勤務。オンラインヨガ3年在籍
その他:専門商社8年半勤務

●バトントワリング認定講師
●全米ヨガアライアンスRYT200
●JYIA日本ヨガインストラクター協会認定
●マタニティーヨガインストラクターLivewell,Inc認定
●マインドフルネスセラピストJAAMP認定
●瞑想インストラクターJIA認定